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カエサルとブルータス

仲が良かったかどうかは書籍によって記述が違う……というかブルータスについて全然描写してない本もちらほら見かけます。ごちゃごちゃ読んでると、正直カエサルはブルータスのことはあんまり気にしてなかっただろうとは思います。有名なあのセリフも多分マルクスじゃない方のブルータスに向けての言葉だったのだろうというのが一応定説?らしいです。

しかし……やっぱり仲が良い方がおもしろいよなぁ、と思います。裏切りはその人に近しい人間が葛藤しながら実行するから胸を打たれます。ブルータスならその後アントニウスに敗北して自殺しているので物語としてなら本当に完成されてますよね。だからシェイクスピアもブルータスを描いたのかもしれません。

 

実際のところ、カエサルはブルータスの母親のセルウィーリアと愛人関係にあったわけで、真面目なブルータスは許せなかったのではないかと思いました。

でもブルータスなら案外「母の愛人」としてのカエサルじゃなくて「ローマの人間」としてのカエサルは愛していたんではないですかね。

幼少期は普通に仲良かったんだけど、大人になるにつれ事情が分かってきてよそよそしく…みたいなカンジだと面白いですね。

 

なんでか分からんのですが、ブルータスをイメージする時は卑屈な美少年が思い浮かびます。学問の方が好きだったようですし、あの時代は割と凄い人がドバドバいましたから、「僕なんて……」みたいな感じでちょっとひねているような……でも母親にめちゃくちゃ溺愛されたから(創作)、そこまで捻じ曲がっちゃいない……みたいな可愛らしい男の子だったら良いですね(笑)